知的生産の技術を読んだ
- 作者: 梅棹忠夫
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1969/07/21
- メディア: 新書
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情報を消費するのも大変だが生産するのはもっと大変だ。
生産するためにはどうすればよいかという観点から、情報整理方法が紹介されている。
とりあえず、1行でもいいから毎日日記を書こうと思った。
昔はもっと書いていた。それが原因なのか結果なのかは解らないが、
いろいろ感度が鈍っているような気がしてならない。
この本はかなり昔に書かれた本で、
作者は「文字を書くスピードが思考に追いつかない。字も汚い。」
ことに困っていて、
「英文タイプライターでローマ字を書くのが一番早いが、他の人から不評だ。」とか
「ひらがなタイプライターはわかりやすいが『たいぷらいたー』と書くのは間抜けだ。」とか
「カタカナタイプライターはベストだが、たまには英語も混ぜたい。」とか
ずっと悩んでいるのが、SFみたいでおもしろかった。
今すぐパソコンを持っていってあげたい。