「ゴールドマン・サックス研究」を読んだ


ゴールドマン・サックス研究 (文春新書)

ゴールドマン・サックス研究 (文春新書)


この本を読む前の理解
サブプライムローン
アメリカ国民が「住宅の価値は上がり続ける」と信じて無理をして家を買い、
値段が上がったところでバブルがはじけて借金を返せなくなった。
住宅ローンを、約束手形のような形で証券化していたが不良債権となり、
証券を持っていた人も損をした。


CDSクレジット・デフォルト・スワップ):
企業倒産リスクを回避するための方法の1つ。



この本を読んだ後
サブプライムローンから始まった世界の大不況は全部ゴールドマンサックスのせい。
・・・この本の最後には「この物語は事実を元にしたフィクションです。」
って書いてあるんじゃないかと思ったぐらい全部。


ウォール街でデモが起きている理由がやっと解った。
アメリカンドリームだから」と、
自国の企業が自国民を食い物にしてるのを賛美するような国じゃなくて良かった。


あと、ブラジルに行ってみたくなった。
ワイルド・ソウルのイメージとは大分違うが、どんな感じなのだろう。