まさかこんな日が来ようとは・・・・小野不由美+藤崎竜 屍鬼
ジャンプ SQ. (スクエア) 2008年 01月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2007/12/04
- メディア: 雑誌
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今朝、電車の宙づり広告で発見して、一日中わくわくしていた。
帰りに寄った本屋では売り切れであせった(コンビニで買ったけど)。
小野不由美は石田衣良、森絵都と並んで尊敬している作家の一人。
十二国記はファンタジー小説の中で一番おもしろいと思っている
(アニメは・・・・)し、東京異聞や屍鬼も良かった。
李斎と泰麒はどうなったのか今でも気になる。
どうやって十二国崩壊までもっていくのかなんてもっと気になる。
ホラーももっと読みたいし、推理でも恋愛でも何でも面白いものが書けそう。
藤崎竜の封神演技は、今まで読んだ漫画の中で一番好き。
(スターシップトゥルーパーズが星7つなら、これは星6.5ぐらい好き)
魔王がレベル1の勇者を殺しに来ない理由が、ここまでしっくりくるストーリーは他に無い。
レベル1の勇者が経験値稼ぎを嫌って魔王に戦いを挑んだり、
それが無理と解ると「強くなろう」ではなく「仲間を集めよう」と考えたり、
必殺技にも納得のいく伏線があったり、戦い方もパワーあり、技あり、ギャグありと、
相当楽しめた漫画だった。絵も、ものすごく好み。
藤崎竜のイラストの格闘ゲームがあったらすごくやってみたいし、
三国志大戦のカードイラストも描いて欲しい。
見る前から99%、5つ星が確定してるような感じだけど、
ジャンプスクエアに掲載された漫画も想像以上に素晴らしかった。
封神演技の時に比べて、絵に重さが増した感じ。その場その場の空気感が伝わってくる。
扉絵 卒塔婆→上から描くとヤリみたいだ。なかなか無いアイデアだと思う
こんな村→卒塔婆と同じく凝った構図。かわいい。
洋館に花、よく見るとすごいカッコの女の子 → この狂気っぽさは見事
静信 → 話はほとんど忘れたけど、何かこう、もっとゴツいイメージがあったので意外。
蜃気楼、出会いの場面 → どきどき感と焦燥感が痛いほど伝わってくる。
セミの死骸 → 神。漫画でこんなのほとんど見ない。
嫌いだ。嫌いよ。 → 5つ星確定。
文学の漫画表現 → なんでも漫画にできるのか??
屍鬼だ。 → はじまったな
洋館から出てくる二人 → オワタ\(^o^)/
今月のベストシーン
○を連れて登場する田中かおり
・・星0.5追加でお願いします。