Java言語プログラミングレッスン (上) 、読了


改訂版 Java言語プログラミングレッスン (上)


とても解りやすかった。今まで読んだプログラミング入門の本の中では、一番丁寧な説明がされていたと思う。
知っている事も多かったけど、まだるっこい感じはしなかった。
練習問題などに、易しい概念をしっかり使う事ができるような配慮がされていたと思う。
C や C++ をバリバリ使っているような人は、読む必要が無いと思うけど・・・・


こういう事を言うのは失礼かもしれないけど・・・・
結城先生はこの本を書かれてから、「プログラマの数学」を書かれるまでに、ものすごく成長されたんだと思う。
この本はいい本だけど、比べると総合戦闘力が1桁違うように感じられる。
(『戦闘力って何だ?』って?・・・・うーん・・軽快さとか、技の連携とか、動きのしなやかさとか、必殺技(決めゼリフ)の威力とか・・・・
今さっき思いついたんで、うまく説明できないかなww)


本を出す(ほど文章を書く)のは大変だと思う。けれど、そのレベルに達した人が、
その後、劇的なレベルアップをすることはあまりない。
もちろん「デビュー作が最高傑作」でも、その作品や作者の素晴らしさは色あせない。
結局は、できたもの勝負だ。けど・・・・誰かが何かを手に入れていくのを感じられるのは、やっぱり嬉しい。


上巻までの範囲では、Javaって言ってもC や C++ とほとんど変わらない。
お楽しみはこれからかな?もちろん下巻も読みますよ〜。