追憶消します「エターナルサンシャイン」


エターナル・サンシャイン DTSスペシャル・エディション [DVD]


〜あらすじ〜
主人公は冴えない男。「バレンタインデーは、グリーデングカード会社が作った、人を不愉快にさせる日だ。」
そんな日に、主人公は会社に行くのとは反対側のホームの電車に飛び乗り、冬の海へ。
そこで、1人で浜辺を歩いている女性を見かける。帰りの電車の中で声をかけられて、いい感じになり・・。


しかし、ある日突然、彼女は彼のことを忘れてしまう。
「彼女の記憶から、あなたを消去しました。もう思い出させないようにして下さい。」
それは記憶消去会社から届いた手紙だった。
ふざけやがって。だったら僕も彼女の記憶を消してやるぞ!


〜感想〜
恋愛映画でもあり、SF映画でもあるこの作品。
星新一ショートショートとか好きな人は是非。
映画全体の雰囲気は、題名とはうらはらに「エターナルダークネス」って感じだけど。
情けない主人公も、情緒不安定なヒロインもあんまり好きになれないけど、
記憶消去会社の従業員が特にムカつくw


嫌な記憶・・・・。
無い人なんて、いないんだと思う。
自分にもある。基本的にはすぐ忘れるけど、時々夢に出てくる。
失敗そのものが生々しく登場したり、ものすごくうまくいった、幸せな夢に変換されて出てきたり。
普段は思い出すこともない記憶が出てきてびっくりする事もある。
もうすっかり、片付いたと思っていたのに・・・・


それを消せるって言われたら?
・・・・大きなお世話だww
だからやっぱりこの映画の題名は「エターナルサンシャイン」だと思う。