ラストシーンがもっと良ければ・・・・「妖怪大戦争」


妖怪大戦争 DTSスペシャル・エディション (初回限定生産) [DVD]


川姫がかわいかった。あの足はイイ!


・・・・気の弱い主人公は夏祭りの夜に「麒麟送子」に選ばれ、山に聖剣を取りにいくはめになる。
陰鬱とした山道、びびりながらも進む主人公だったが、そこは妖怪の住処だった・・・・。


主人公のひと夏の冒険譚といった感じで、見ていてわくわくしてくる。次は何が出てくるのって。
かなーりおバカなノリだけど、見ていて嫌な感じはしない。
しかも、シリアスなシーンもちゃんと決まっている。このバランス感覚はすごい。


それだけに、ラストシーンがおしい。あれだけの妖怪が集まって、あのラスト?拍子抜けしてしまう。
ラスボスの怖さと、妖怪達のすごさをもっと見せてくれ〜


あと敵のCGが、やたらしょぼい。・・・・CG自体は、そこそこかっこいいのかもしれないけど、
それに重さが感じられない。設定は「鉄クズの寄せ集め」なんだけど、ハリガネでできているみたいだ。


チョイ役で出てきた、「ぼろぼろバイクと鉄クズの合体悪魔」は良かった。
便所に行こうとしていた子供が、あっという間にさらわれて、家族がぺちゃんこにされて、
その存在感と重量感が良かった。あれ、子供が便所に行けなくなるww
あの迫力で、他の悪魔も描いてくれれば良かったのに・・・・。