「ハックス」と「ぼくらのよあけ」を読んだ

この作者のマンガ、すごく好き。
ハックスもいいと思ったけど、ぼくらのよあけは、
読む前と読んだ後では、自分の何かが変わってしまったような気がした。

ハックス


ハックス!(1) (アフタヌーンKC)

ハックス!(1) (アフタヌーンKC)

ハックス!(2) (アフタヌーンKC)

ハックス!(2) (アフタヌーンKC)

ハックス!(3) (アフタヌーンKC)

ハックス!(3) (アフタヌーンKC)

ハックス!(4) <完> (アフタヌーンKC)

ハックス!(4) <完> (アフタヌーンKC)


「アニメを作る」マンガ。主人公が本当に楽しそうにアニメを作る。
1話目からアクセル全開。そのまま最後まで駆け抜ける。
作品の中のアニメである、新歓アニメ、アクアス、言霊少女、主人公が作ったアニメ・・
などイメージの伝え方がものすごくうまい。

気になった点

映研の部長は本当は強敵なのに、雑魚として扱われていたように思う。



ぼくらのよあけ


ぼくらのよあけ(1) (アフタヌーンKC)

ぼくらのよあけ(1) (アフタヌーンKC)

ぼくらのよあけ(2) (アフタヌーンKC)

ぼくらのよあけ(2) (アフタヌーンKC)


「地球に不時着した宇宙船を宇宙に帰す」マンガ。
宇宙/人工知能/夏休みの冒険
を扱った物語が好きな人なら、まず間違いなく楽しめると思う。
サマーウォーズ」みたいな夏休みの映画になってほしいし、それをイメージして作られていると思う。
上下巻で完結する話だけど、物語の密度やパワーは「ソラニン」や「ライトニングブリゲイド」と同等レベル。

気になった点

上巻が終わっても、何をする物語なのか、誰が敵なのかが解らないということ。
しかし・・

ベストシーン

カラオケボックス
相手が強敵であることを認識して戦いを挑む。
そこに、こんなにカタルシスを感じるとは・・
上巻の引きは素晴らしいとしか言いようがない。