「エンジニアとしての生き方」を読んだ

エンジニアとしての生き方  IT技術者たちよ、世界へ出よう! (インプレス選書)

エンジニアとしての生き方  IT技術者たちよ、世界へ出よう! (インプレス選書)


IT技術者、ベンチャー企業経営者で有名ブログ「Life is beautiful」の作者、
ガラパゴスケータイ」という言葉を生み出した中島聡氏のメッセージ集。


ジャンル的には「ジョエルオンソフトウェア」や「ハッカーと画家」のような本だ
(ブログ記事に雑誌記事や新規内容を追加したもの)。


目次

どんな内容かは目次を見れば解るけど、この本を読んでいるとテンション上がる。
結構厳しい話や、先行きの暗い話もある。
けれど基本的には、エンジニアへの応援メッセージだと感じた。



帯の梅田望夫氏の推薦文

この本には「剛速球の正論」がぎっしり詰まっている。
読みながらどんな感情が湧き上がるか、身体はどう反応するか。
読後感であなた自身を知ることができるだろう。

人間誰しも、普段周りにいる人の影響を強く受けるものだと思うけど、それだけが全てでも正解でもない。
(多分周りにはあまりいない)他の人の考え方を知ることができるのはとても参考になると思う。



「エンジニアとしての生き方」前書きより抜粋
全文

そんな日本企業に、若い人たちが「一生を捧げる」気になれないのは当然である。
(中略)
筆者として本書を通じて一番伝えたいことは、
10年後、20年後の自分の生活レベルが、中国やインドの人たちよりも高いか低いかを決めるのは、
自分の働いている会社の上司や経営者でも、日本の政治家でもなく、あなた自身だ、ということである。