三谷幸喜が監督・脚本「みんなのいえ」おもしろかった

みんなのいえ [DVD]


家を建てることになった夫婦(夫は脚本家・・ってw)と
大工の棟梁(妻の父)と若手インテリアデザイナー(妻の後輩)のドタバタコメディー。


おれは人間関係がギスギスしているような物語はあんまり好きじゃないけど、
(ほら、なんか痛々しくて、見ていられないというか・・・・)
こんな感じだったら見ていてハラハラドキドキ楽しめる。もっとやれ、もっとやれってww


インテリアデザイナーに家の設計を任せるのもどうかと思うけど、
このインテリアデザイナーが言っていることが、素人目にも無茶で、
ああ、これは棟梁とぶつかるなーって事が解りやすいのがいい。
「トイレを南側に」とか(部屋を北側に回すのか?)
「インチで計ってくれ」とか(車の大きさとか家具とかみんなセンチなのに?)。


自分の父は、大工の棟梁なのだけれど(このドラマと同じだw)
「内開きの玄関なんて作らない。輸入建材でもほとんど外開きだし、
今はアメリカ人でも、外開きの玄関を使っているのでは?知らないけど。」
と言い、上の2つについては大笑いしていた。三谷さん、よく調べてるなぁ。


あと、棟上式のシーンを見た父は
「こりゃ土台はヒノキだけど柱は杉だから、そんなに金のかかった家じゃないな。」
だって。テレビの画面からそんな事解るの?専門家恐るべしw


エンディングも、期待通りの気持ちの良いものだった。